マツカワの安定供給を
100トン以上の水揚げを目指して
マツカワの水揚げは北海道太平洋沿岸に集中
マツカワは北海道の太平洋沿岸に多く棲む魚です。
噴火湾から日高にかけての「えりも以西海域」で大部分が水揚げされています。
いわば最高級の「地さかな」として漁獲が期待されています。
えりも以西海域のマツカワが「王鰈」
北海道太平洋沿岸で集中的に漁獲されるマツカワ。
そのブランドネームが「王鰈」です。
広く道民の皆様から2,585通の応募をいただき選ばれたネームは、鰈の中の王様を表現しています。
1980年代から放流事業がスタート
北海道では1980年代からマツカワを増やす取組みが進められてきました。87年には日本で初めて、人口種苗の放流も行なわれ、98年以降は太平洋沿岸で毎年10万尾前後の稚魚が放流されています。
2006年から本格的に放流開始
2006年には「えりも以西海域栽培漁業拠点センター」が伊達市と日高管内えりも町にオープンし、本格的な種苗生産・放流が始まりました。
これにより2006年以降は100万尾の稚魚が放流されています。
「幻のさかな」から北海道の特産高級魚へ
北海道の太平洋沿岸、えりも以西海域で増やす取組みが始まったマツカワは、王鰈の名前で、北海道のカウンターや食卓に、より多く登場することを願っています。王鰈を増やす取組みと共に、王鰈を知ってもらうためのPR活動も積極的に進めて行きます。